(出典:オリエントコーポレーションの報道発表資料より)

【ニューストピックス~8月8日】アマゾンでオリコ分割払、提供/ほか

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オリエントコーポレーション(オリコ)は8月8日、総合オンラインストア「Amazon.co.jp」において、新たな決済手段「オリコ分割払い」の提供を開始したと発表した。同サービスは「Amazon.co.jp」において初めて、クレジットカードを使わずに最大60回までの分割払いを可能にした決済手段となる。2025年5月下旬より一部の利用者を対象に提供を開始し、8月4日からは全てのユーザーが利用可能となった。オリコは、認定包括信用購入あっせん事業者登録に基づく「性能規定与信」を開始したことにより、従来に比べて申し込み時の入力項目を大幅に削減した。これにより、お客はライフスタイルに合わせた分割回数を選択でき、一度の申し込みで繰り返し利用することが可能となる。

(出典:ペイパルの報道発表資料より)

【ニューストピックス~8月7日】ペイパル、本人確認未了も口振/ほか

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ペイパルは8月7日、日本電子決済推進機構が運営する「Bank Pay」との接続による口座振替設定サービスの対応銀行を全国約350の金融機関に拡大したと発表した。今回新たに利用可能になったのは約40の信用金庫や信用組合および地方銀行。これにより、国内におけるペイパル利用時の支払い方法として、より多くの金融機関の口座が選択可能になる。また、これまで本人確認が完了したアカウントのみに提供していた同サービスを本人確認が完了していないアカウントにも適用を開始した。ただし、一回あたり1万円、一日あたり2万5,000円が利用上限となる。また本人確認なしでは利用できない金融機関もある。

パスキーにも対応する「クリック決済」、Visaが日本での本格導入をアナウンス

ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は6月24日、eコマースに特化した決済サービスとしてこれまでも提案してきた「Click to Pay(クリック・トゥ・ペイ)」について、日本語では「クリック決済」の名称を採用し、今年から日本でも本格導入していく見通しを示した。そのコンセプト自体、登場から早10年以上が経つも、実態が掴みにくかったクリック決済だが、サービス名の「日本語化」を契機にいよいよ日本でも採用が進みそうだ。

【写真で解説】これがJR西日本・Wesmo!の「BLUEタグ」だ!

西日本旅客鉄道(JR西日本)はかねて予告していた通り、5月28日にコード決済に対応するスマホ決済アプリ「Wesmo!(ウェスモ)」のサービス提供を開始した。Wesmo!はお店側が利用者の表示したコードを読み取るCPM(消費者提示方式)のほか、利用者がお店に掲出されたQRコードを読み取るMPM(加盟店提示方式)の両方に対応しているが、このMPMの提供にあたってひときわ目を引く「BLUEタグ」なる加盟店ツールが用意された。新しもの好きの電子決済マガジンが、専用NFCタグが埋め込まれているというBLUEタグの使い勝手を現地からレポートする。

コラム

【提言】国際ブランド決済やタッチ決済乗車のことを「オープンループ」と呼ぶのは正しくないので、言い換えたほうがよい

近年、国際決済ブランドのタッチ決済に対応するICカードやスマホを使って電車やバスに乗ること、あるいは乗車チケット代わりにすることを指して、「オープンループ」と呼ぶことが、この日本国内でも増えてきたように感じる。転じて、国際ブランド決済自体を「オープンループ」と呼ぶ例も見かけるようになった。言葉が短縮できて便利なのはわかるが、そもそもの言葉の由来や、本来の意味合いを考えると、適当な表現ではないように思われる。そこでこの記事では、今後「オープンループ」と言いそうになったときには、日本語で「タッチ決済乗車(券)」や「国際ブランド決済」と言い換えることを提言する。

コラム

【考察】OliveフレキシブルペイのPayPay対応とはどんな意味があるのか?

5月15日に正式発表となった三井住友カードとソフトバンクのデジタル分野における包括的な業務提携。両社のグループ会社を含み、また非金融分野にもまたがる広範囲での提携がうたわれているが、本誌が注目するのは互いに決済サービスでしのぎを削る三井住友カードとPayPayが一体どのように組めるのか。見えてきたのは、またしてもあのVisaカードが生み出した「変態的な」サービス連携のカタチだった。

コラム

【ありがとう】LINE Payの日本国内向けサービスが終了、キャッシュレスの新天地を盛り上げてくれた10年を振り返る

今日、2025年4月23日の日本時間23:59をもって「LINE Pay(ラインペイ)」の日本国内でのサービスが終了する。過去10年に渡って本誌、電子決済マガジンの誌面をも彩ってくれたLINE Payに敬意を表し、忘れられないトピックを振り返ってみたい。